はじめまして。
この場所には、まだ色づかぬ線や、言葉になりきれなかった感情が、少しずつ綴られています。
そのどれもが、未完成のまま、風の様に、雨の様に、うっそりと、静かに置かれています。
物語が終わりを迎えても、それは完成していません。
そこに、もしあなたがその一行を読んでくれるならーー
はじめて風景に輪郭が生まれるのだと思います。
この綴りかけの絵画の【余白】を埋めるのは、ここを訪れて下さった、あなたの目と心です。
どうぞお好きな扉からおはいりください。
言葉で描く、未完成の風景たち